津波警報・注意報発令時のテレビについて考えてみた

先日チリの地震で日本にまで津波が到達するという話がありました。そこで気象庁は大津波警報・津波警報・津波注意報を発令し、テレビにおいてはその警報注意報発令範囲が民法・NHK、番組・CM問わず、表示される状況がつづいていました。
いつものように、テスト前なのに勉強もせずについったーを眺めていると

foooomio:ゴールデン・アニメ番組に日本地図重ねないでください。ひどく見にくいです

というようなpostが目に入りました。

内陸部に住んでいる私にとって、あの表示は確かに邪魔なものです。しかし、沿岸部に住んでいる方々にあの情報が必要なのも事実です。でも邪魔です。あの表示を消す方法が無いのか考えてみました。主に地上デジタル放送です。

送信所・中継局単位で放送するデータを変える

中継局ごとに地震情報の地図を載せる/載せないといったことを制御できるようにする。内陸部の送信所・中継局では地図を表示せず、逆に沿岸部では表示するといったかんじです。
アナログ/デジタル放送問わず表示/非表示を切り替えられます。

しかしながら、デジタル放送の場合は一度受信したデータをデコードし、そこに地図情報を載せ、もう一度エンコードして送信する となるとそのための設備が必要になりますし、さらにデコード/エンコードにより大幅な遅延が発生します。
また、複数回エンコードされるとどんどん劣化していきますよね。
劣化しないように送信所・中継所まで圧縮していないデータを伝送するとなると多大な費用がかかります。
とても現実的な策とはいえないでしょう。

地上デジタル放送のチャンネル設定のデータを活用する

地上デジタル放送には自ら住んでいる地域の郵便番号を登録すると自動でチャンネル設定が行われる機能がついています。そのチャンネル設定用に登録された郵便番号を活用し、地図の表示/非表示を行うというものです。

ただ、郵便番号のデータを取得することはできても通常の放送とは別にどのように地図情報だけを表示するかが問題です。新たに仕様が追加されたとしても、その仕様がすべての機器に反映されるまでは多くの時間を必要とするでしょうし、いまさら仕様変更するのはナンセンスに思います。
(デジタル放送を受信してテレビ・レコーダーのファームウェアを更新するといった機能がありますが、我が家のHDDレコーダーは未だにコピーワンスです。提供される気がない?)

地上デジタル放送のデータ放送を活用する

個人的にこれが一番実用的かな、と思っている方法です。
チャンネルを変えたときに強制的にデータ放送をポップアップさせることができるので、これで対象地域(郵便番号で調査)で受信中のテレビに無理やり表示させるのです。

こうすれば他の地域に住んでいる人は津波情報が出ても消すことができ、いつもの番組をみることができます。
さらに、L字型の表示をやめてデータ放送に移行すれば完璧!
ということをついったーでつぶやいてみました。

moccai:地上デジタル放送はチャンネル設定に郵便番号使うようになっているんだし、そのデータに基づいて地図の表示/非表示ができるようにすればいいじゃん、って思ったけども設定してない人がいるかもしれないからこの策はだめだね。やっぱり映像に乗っけるしかないか。
mcddx330:BSならともかく、地上波を見る人にそこまでの知識はないだろう。 RT @moccai: 地上デジタル放送はチャンネル設定に郵便番号使うようになっているんだし、そのデータに基づいて地図の表示/非表示ができるようにすればいいじゃん、って思ったけども設定してない人がいるかもしれな…
moccai:@mcddx330 でもチャンネル設定のために郵便番号は設定すると思うけど
mcddx330:@moccai どうだろう。全部電気屋任せにしちゃうケースが多い世の中だし、最低限映像見れれば良いやという機会に疎い人ばかりだろうから付加機能は利用されないだろうな。僕の家族もデータ放送やEPGをただの邪魔な存在だとしか見てないし。

こんな議論がありましたが、チャンネルを回したときに一旦地図情報を表示させ、ユーザに表示/非表示を選択できるようにするのが良いかもしれません。

が、一部のチューナにはデータ放送を受信する機能が備わっていないことが判明しました。
この問題は人命に関わることなのでこの点は無視することができません。

まとめ

・地上デジタル放送の時代になっても津波情報は消えない
・人命のためには多少の犠牲は必要
内陸部に住んでいる人間は安全かもしれないけれど沿岸部に住んでいる人間は人命に関わる問題です。その方々のことも考えて少しくらいは我慢しましょう。

地上デジタル放送は新しい放送システムなのだから、臨時ニュースとか地震情報とか流すとき用の信号を規定しておいてもらいたかったですね。

4件のコメント

  • By a, 2010年3月1日 @ 03:55

    本当に人命のためなら仕方が無いと思うんですが
    責任逃れのためにしか見えないのですが
    お笑い番組等にただ警報地図を乗せて、これで救われる人がいるのでしょうか?
    何かあったときに放送してたんだからあんたが悪いと言いたいためだけの放送にしか見えない

  • By Piichan, 2010年3月7日 @ 22:19

    私としてはデジタル放送の複数チャンネル機能の利用を提案します。サブチャンネルで地震情報を放送するのです。これなら、ハイビジョン放送はできなくなるものの津波到達予想図が邪魔という事態はさけられます。

  • By admin, 2010年3月11日 @ 02:29

    >>By Piichan, 2010年3月7日 @ 22:19
    そういう運用も考えられますが、そうすると放送局側は2つの番組制作を行わなければならなくなり、負担が増えます。
    また通常番組をていると津波情報も目に入り、警戒するというスタイルも崩れていまいます。
    地図なし番組と、地図あり番組(地図以外は共通)を放送されるという考えでしたら、ほとんど同じ映像を2つの帯域に分けて送るのはもったいなく感じてしまいます。

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  1. PiichanのBlog — 2010年3月7日 @ 22:27

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